富士すそ野ファミリーキャンプ場/雄大な富士山の麓で過ごす梅雨の晴れ間の中華料理キャンプ

小川せせらぎです。今日は、雄大な富士山の麓までやってきました。梅雨入り前の貴重な晴れ間を縫って、心待ちにしていたキャンプです!雄大な富士山の麓まで、はるばるやってきました。梅雨入り前の、本当に貴重な晴れ間です。空はどこまでも青く澄み渡り、白い雲がゆっくりと流れていきます。木々の緑は目に鮮やかで、深呼吸をすると、清々しい空気が体中に染み渡るようです。

絵に描いたような梅雨入り前の貴重な晴れ間

今回のキャンプ地は「富士裾野ファミリーキャンプ場」のEブロック。見渡す限り緑が広がる、芝生が本当に美しいキャンプ場です。隅々まで手入れが行き届いていて、本当に気持ちが良いですね。富士裾野ファミリーキャンプ場は、富士山の裾野、標高約600mに位置するキャンプ場です。夏でも涼しく過ごしやすいのが特徴で、広大な天然芝のサイトからは美しい富士山を望むことができます。

特徴:

  • 広々とした芝生サイト: サイト面積は200㎡以上と広く、ふかふかの天然芝が気持ちの良い空間です。
  • 絶景の富士山: キャンプ場から雄大な富士山を眺めることができます。
  • 快適な設備:
    • 富士山ラウンジ: テレワークも可能なWi-Fi付きのラウンジ(有料)があり、年中快適に過ごせます。
    • ジャグジー風呂: 貸切で利用できるジャグジー風呂があります(30分500円、チェックイン後に要予約)。
    • 高速Wi-Fi: キャンプ場全域で高速インターネットを利用できます。
    • 電源サイト: 電源付きのサイトもあります。
    • その他、炊事場、トイレ、コインシャワーなどの設備も整っています。
  • 充実したアクティビティ:
    • 場内で焚き火を楽しむことができます。
    • 近隣では、バギー体験などのアウトドアアクティビティも楽しめます。
  • 安心・安全: オーナーが24時間常駐しており、安心して過ごせる環境です。
  • グループ利用: 基本的に友達同士や団体客の利用は不可ですが、全面貸切での予約であれば可能です。

施設概要:
ペット: ドッグランもあるため、ペット連れでの利用も可能です。
所在地: 静岡県裾野市須山字大野2653
標高: 約600m
サイト: テントサイト、トレーラーハウス
その他施設: 富士山ラウンジ、ジャグジー風呂、炊事場、トイレ、コインシャワー

ここは障害物がないため、日陰はほとんどありません。早速タープを設営して、日よけを作りたいと思います。今日の秘密兵器は、特大サイズの「どでかオニヤンマくん」です!昆虫界最強とも言われるオニヤンマがいれば、虫が寄ってこない…というのは、あくまで気休めです(笑)。実は、もうオニヤンマくんの上にハチが止まっているのを見ちゃいました。

「どでかオニヤンマくん」は、2023年に人気を博した虫除けグッズ「オニヤンマくん」の大きいサイズ版です。本物のオニヤンマにそっくりに作られたPVC製の模型で、主に以下のような特徴と目的があります。

主な特徴:

  • 虫除け対策: オニヤンマが蚊、アブ、ハチ、ブヨ、ハエ、カメムシなどの天敵であるという習性を利用した虫除けグッズです。これらの害虫はオニヤンマの姿を認識すると近寄りにくくなると言われています。殺虫剤や忌避剤を使用していないため、小さなお子さんや肌の弱い方でも比較的安心して使用できます。
  • リアルな外観: 本物のオニヤンマに近いサイズと色で精巧に作られており、虫を警戒させる効果が期待できます。
  • 取り付けやすさ: 挟み込み式のクリップや吊り下げ用の紐が付いているため、帽子のつば、リュックサック、軒下、キャンプ用品など、様々な場所に取り付けることができます。安全ピンが付いているタイプもあります。
  • 大きいサイズ: 通常のオニヤンマくんよりも大きく、存在感があります。具体的なサイズは商品によって異なりますが、全長20cm程度のものが多いようです。

主な用途:

  • アウトドア: キャンプ、登山、釣り、ハイキングなど、屋外での虫対策に。
  • ガーデニングや農作業: 庭仕事や畑仕事での虫除けに。
  • 日常生活: ベランダや玄関先に吊るして虫の侵入を防いだり、室内のインテリアとして飾ることもできます。
  • ペットのお散歩: ペットに付けて虫除けとして使用することもできます。

「どでかオニヤンマくん」は、見た目のインパクトもありながら、虫除けとしての効果が期待できる便利なアイテムとして注目されています。

さて、お次はテントの設営です。今日の相棒は、スモアの「Tetto」。キャノピー付きのセンターポールテントで、複数のファスナーが付いてあり、天候によって形状をアレンジできるのが魅力でとても気に入っています。

美しい芝生の上にテーブルを広げると、本当に気持ちが良いですね。あれやこれやと取り出す前に、シンプルに椅子とテーブルだけを出して、とりあえず一休みするのが至福のひとときです。目の前に広がるどこまでも続く緑の絨毯のような美しい芝生。その上にそっと置かれた、簡素な椅子と小さなテーブル。あれやこれやと準備をする前の、何もない、ただその空間を味わう時間が、何よりも心安らぐひとときです。

青い空の下、芝生の香りがそっと鼻をくすぐります。柔らかな陽の光が、テーブルの表面を優しく照らし、椅子に腰を下ろすと、全身がふっと力を抜くのを感じます。まだ何も用意されていないテーブルの上には、心地よい静けさだけが漂っています。

少し早いですが、焚き火の準備を始めましょう。なぜなら、今日の調理には焚き火が欠かせないからです。これだけ美しい芝生ですから、焚き火は特に注意して行いたいと思います。

今日の焚き火台は、同じくスモアの和柄焚き火台を選びました。まずは、朝採れの新鮮なスイートコーンをじっくりと焼き上げます。遠火でじっくり焼くのが、トウモロコシの甘みを最大限に引き出すコツです。んわりと身に染み渡ります。そして、今日の焚き火には特別な目的があります。

醤油を塗った瞬間から、まるで夜店の香ばしい焼きトウモロコシに変身!甘みたっぷりで、本当に美味しいです。このトウモロコシがあれば、お酒も進んでしまいますね。

と言っていると、少しずつ空模様が怪しくなり、辺りが暗くなってきました。早めにランプを灯しておきましょう。そして今夜は、メスティンで丁寧に白米を炊き上げます。これも今日のメインには欠かせません。

静かに時間が流れる中、湯気を立てながらお米が炊き上がっていくのを待ちます。その間、私は丁寧にベーコンを取り出し、一枚一枚、慈しむようにして細かく細かく刻んでいきます。小さな立方体へと姿を変えていくベーコンは、きっと炊き上がったばかりの温かいご飯に、豊かな風味と深みのある味わいを添えてくれるでしょう。

それは、料理全体の印象を決定づける、まさに味の要となる大切な役割を担っているのです。そして、ふっくらと炊き上がったほかほかご飯は、そっと温かい場所に移動させ、湯気を纏いながら、食卓へ運ばれるその時を静かに待っています。冷めてしまわないように、優しく、優しく。

中華鍋を十分に熱し、多めのオリーブオイルを投入。パラパラになるか否かは、結局この油の量で決まります。先ほど刻んだベーコンを投入し、じっくりと火を通します。ここでご飯を投入!(温かいご飯なのがミソです)そうです、今夜のメインは焚火チャーハンです。

高火力の焚き火ならではの、本格的なチャーハンに挑戦します。中華料理は火力が命ですからね!塩と胡椒でシンプルに味付けし、そして、チャーハンの名店の店主に教えていただいた秘訣は、あまり混ぜすぎず、じっくりと焼き色を付けること。ご飯をしっかりと焼くことがポイントだそうです。

仕上げにネギを散らします。最後に、鍋肌に沿って醤油を回し入れ、焦がし醤油の風味をプラス。これは、大変美味でございます!

夜の帳が下りた今、頼りになるのはコールマンの286A。かなり年季の入った中古品ですが、この通り、未だに現役です。LEDとは違った、明かりの温かみがありますね。

今宵は空を見上げれば、息をのむほどに美しい満月が輝いておりました。しかし、その幻想的な光もつかの間、どこからともなく現れた雲の群れがあっという間に月を隠してしまいました。もしかすると、明日はいよいよ雨模様となるのかもしれませんね。それでも、諦めずに時折雲の切れ間から顔を覗かせるお月様は、何とも言えない奥ゆかしい美しさで、夜の帳を優しく照らしてくれています。

こんな素敵な夜のお供には、やはりお気に入りの芋焼酎「一刻者」を選びました。特別な時間にふさわしいバカラグラスにゆっくりと注ぎ、この静かで美しい夜をじっくりと味わいたいと思います。

グラスを傾けながら、雲の流れ、月の光、そして焼酎の芳醇な香りに包まれる、そんな贅沢なひとときを心ゆくまで楽しみたいと思います。

富士すそのファミリーキャンプ場

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小川せせらぎ

ソロキャンプ大好きおじさん小川せせらぎ。全国各地のキャンプ場を撮影して写真だけでは伝わりにくいサイトの雰囲気を動画でお伝えしています。