おおぐて湖/長野県下伊那郡 おおぐて湖キャンプ場 ソロ向け湖畔サイトR【VR360】

長野県の標高1580mに位置するおおぐて湖は、湖畔キャンプはもちろん、バスルアーフィッシングやレイクウェディングまで可能な美しい湖のリゾートです。

生憎私が訪問した日は台風8号が直撃していた日で、なんとか台風の目の中にある時間帯にかろうじて撮影をしました。

幸い台風8号は雨台風だったので、風は殆どなかったため撮影に大きな影響は出ませんでしたが、青空のシーンが少ないのが少し心残りです。青空が広がった湖畔なら、もっと美しい映像に仕上がったのではないかと思っていますが、それでも十分に美しい映像が撮れたと思います。

写真のように、湖畔ギリギリのところにテントを張ることができる。今回私は湖畔サイト(R)エリアをキャンプ地としました。
あまりの水辺の近さに夕マズメになるとブラックバスがトップウォーターで捕食する時の水の音に時々驚くことがありますが、それはそれで風情があってとても愉快です。

湖畔サイトの「R」サイトにBUNDOKのソロティピー1テントとS'moreの400x400のタープを張りました。タープのガイロープをサイト外の通路まで伸ばさないと張れない位のソロスペースでしたが、通路を通る人は殆どいないのでガイロープが若干通路にはみ出る程度ならそれほど問題はなかったはずです。

台風8号は雨台風で、土の地面がビタビタだったのでインナーを外したBUNDOKソロティピー1にコットスタイルで休みました。

普段はテントのスカートの下から蚊などの虫が入ってくるのが嫌なのでインナーを使用していますが、地面が汚れている場合、グランドシートは使用したくない気持ちになります。ただ、標高1000mを越えると蚊は居なくなるのでしょうか(笑)半袖シャツに短パンのスタイルでも刺されることなく一夜を明かすことができました。

【HOMiDO 360度VR/5.2K】おおぐて湖外周VR1

オートサイトの前方から吊り橋を渡って湖上の小島に渡る道中をVRで撮影しています。

【HOMiDO 360度VR/5.2K】おおぐて湖外周VR2

湖畔サイトの水辺ギリギリまで歩いている道中をVRで撮影しています。

夕暮れ時のブルーアワー(マジックアワー)は非常に美しい。このときだけは雨が降って正解だと思った。湖面にできる水の波紋がなんとも情緒的な光景を醸し出すのだ。ブルーアワーとは日の出前と日の入り後に発生する空が濃い青色に染まる時間帯のこと。元々はフランス語のl'heure bleueに由来する。

夏の避暑地には高所が最適ということも合って、標高1850mのおおぐて湖には大勢のキャンパーが集います。

夜になると、それぞれのキャンプスタイルの明かりから光が放たれ、その美しさに私は雨の湖畔もまんざらでもないなと感じました。湖畔に映る夜の明かりが、水面のゆらぎに加えて雨の波紋の波でさらに複雑に変化することで、より美しく変化するからです。

最近ではLEDランタンの中でもGoal Zero等、とてもルーメンの高い製品がありますが私はやはりColemanのガソリンランタンの明かりの温かみとガソリンが噴射するシューという音が一番好きです。

夜になるとおおぐてキャンプ場の住み着き猫(?)がこっそりやってくることがあります。
食べ物を背にして焚き火など眺めていると、背後でガサゴソ音がするので振り返ると、勝手にスルメを食べていることも(笑)
ただ、暗いところで瞳孔が大きいということもありますが、野良猫にしては可愛らしい顔つきをしているし、人懐っこいので、おそらく近所の飼い猫で、夜になると散歩がてらキャンパーからもらえるかもしれないおやつを目当てにサイトまで挨拶をしにるのでしょう。
寂しいソロキャンパーにとっては、ちょっとした癒やしの一つかもしれません。

多少散らかしても、湖を背にした夜にライトアップされるテント&タープは、それなりに映える写真が撮れるのが湖畔キャンプの魅力の一つです。

おおぐて湖キャンプ場はキャンプの他にバスフィッシング(有料)やガーデンウェディングのためのウェディングモニュメントが用意されており、一品物の記念写真を撮ることができそうだ。

おおぐて湖キャンプ場の湖畔サイトは、程よくワイルド感があるが、人工的にキャンプサイトを造形するのではなく、至る所に自然を活かすための気配りがされており、まさに自然の中で生活をしている気分になれるキャンプサイトだ。次はキャンプに便利な設備が整ったオートサイトにも訪れてみたいと感じました。

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