千人塚公園キャンプ場/長野県上伊那郡「千人塚公園キャンプ場」フォレストサイト【VR360】

長野県 上伊那郡飯島町にある千人塚公園キャンプ場はキャンプの他、フィッシングやSUP、テントサウナなどが楽しめるリゾートです。

千人塚公園キャンプ場にはロッジや区画サイト、フォレストサイトと呼んでいる森の中のフリーサイトがあり、今回私はこのフォレストサイトにテントを張りました。フォレストサイトと言うだけあり木々が多く一人が使用できるスペースが限られてしまうため、タープは張らずに天然の木の葉タープで1日を過ごしましたが、標高1630mという高地なので、風はさほどありませんでしたが大変涼しく快適に過ごすことができました。

水面は風がなければ鏡のように空を反射し非常に美しい。また風がある場合は強弱によって美しい波が立ち、それも時間を忘れて見惚れてしまうほどに美しい池だ。冬季は水が凍るため大規模なスケート場となるらしい。

台風直後だったので池の水が濁っているのを覚悟して訪れましたが、この通り水の濁りなど関係なく美しい鏡面で空を映します。空が快晴ならもっと青く美しい水面だったでしょう。

フォレストエリアサイトに S'MORE の A-Base Tent を張りました。木々が多くタープを張れなかったので、日除けは木の葉に任せることにして風通しを良くして涼しく過ごそうとしたからです。A-Base Tent は前後が開閉できるので通気性が最高なのと、蚊帳状のインナーが付いていて虫も完全にシャットアウトできるので重宝しています。

固定用のガイロープは角度をつけなければ狭い範囲でペグを打てるので今回のケースにぴったりでした。そしてこれが結果的に大正解で、思った通りタープは全く不要で非常に涼しく1日を過ごすことができました。設営の時間が短縮できて良かった。

【HOMiDO 360度VR/5.2K】千人塚公園キャンプ場VR1

駐車場からフォレストサイトまでの道程です。フォレストサイトへは車両の乗り入れは不可なので徒歩で荷物を運ぶ必要があります。

【HOMiDO 360度VR/5.2K】千人塚公園キャンプ場 祠までの道程

千人塚は戦国時代に織田軍により落城した山城があったことに由来しているそうです。兵士たちの亡骸や武具などを埋めたことが名前の由来です。

夕暮れ時のブルーアワー(マジックアワー)は非常に美しい。このときだけは雨が降って正解だと思った。湖面にできる水の波紋がなんとも情緒的な光景を醸し出すのだ。ブルーアワーとは日の出前と日の入り後に発生する空が濃い青色に染まる時間帯のこと。元々はフランス語のl'heure bleueに由来する。

汗を流しに訪れた温泉で久しぶり乗った体重計を見て驚いたのですが、昨年の体重に比べ約10kg程ダウンしていました。はじめは体重計の故障かと思いましたがそうではありませんでした。今年私は何をやったかと考えるとそれはキャンプだけなのです。キャンプで体重を落ちるとは思えませんがよく考えてみると、

  1. フリーサイトを主としているので重い荷物のまま歩いてサイトまで行く
  2. 重さの関係上持ち物に制限があるので摂取できる食事に限りがある
  3. 大きなテントを張る場合一人なのでかなりの汗と体力を消耗する
  4. 薪割りでそこそこの体力を使う
  5. 暗くなると寝るしかないので早寝早起きが基本

もしかすると上記のことが幸いして結果的に体重を落とす要因になったのではないかと思います。週末だけとはいえ20時には寝ていますし、朝4時には起きています。暗いところでは実は何もすることがないんです。規則正しい生活というのは本当に大切なのですね。

私は料理は苦手なのでどうしてもキャンプというとBBQになってしまいがち。
どちらかというと炭水化物は摂りにくい類のものですが、パスタなら簡単。
塩水で茹でてインスタントのソースをかけるだけで十分美味しく仕上がるんですね。

緑色は目に優しいらしい。子供の頃既に視力が悪かった私は母に遠くを見る癖をつけなさい。緑色のものを見る癖をつけなさいと教わったものだ。だから千人塚キャンプ場のこの景色を見続けていれば視力は上がるだろう。

千人塚公園キャンプ場のフォレストサイトは、どこを見ても緑色な美しいキャンプサイトだと思った。日頃スマートフォンで目を酷使している私にとっては、文字通り身も心も癒やされるキャンプ場といえる。次回は冬場に訪れて、南アルプス山脈の雪化粧とスケートリンク化した池を見てみたいものだ。

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