FIJIYAMA 泉の森 Camping field/まるでジブリ映画の世界? AC電源付きオートサイトA-14サイト【VR360】

台風14号の通過を待てずに訪れた富士宮の穴場オートキャンプ場、Fujiyama 泉の森 キャンピングフィールドは、ソロでもグループでもファミリーでも楽しめる多様性に富んだサイト設計のフォレストサイトです。

今回は台風接近中ということで翌日が雨の予報であったため、突然の雨でも簡単に撤収できることを優先的に考え、テントもタープもライトなものを選択しました。また、BUNDOKのソロティピー1の真上にヘキサタープを被せることで、真夜中に豪雨が来たとしても雨音をなるべく静かにタープで受け流そうという計画です。

Fujiyama 泉の森 キャンピングフィールドはファミリーは区画化されたオートサイトで車中泊や車をサイトに横付けして安心してキャンプする楽しみ方ができ、車の乗り入れを不可にしてある林間サイト、通称「島サイト」では静かに川の流れと共に過ごすソロキャンプも楽しめます。サイトはブロックごとに段差が付けられていて、他のキャンパーとの目線をずらすことでプライベート感を得られるように工夫されています。野営ではなくキャンプ場でキャンプをしていて、自分の周りに全く誰もいないというのは少し寂しいですが、人の気配はするけれど姿は殆ど見えないという絶妙な区分けをされているのが嬉しい。

泉の森 キャンピングフィールドの名前の由来でもある泉は森の奥にあり、洗い場の蛇口から出る水はすべて富士山の湧水なので珈琲や炊飯で使用すると通常よりも美味しく仕上がります。

FUJIYAMA 泉の森 Camping field の最大の特徴は、湧水がある森を自由に散策できることです。森の中はまるでスタジオジブリのとなりのトトロに出てくる不思議な森の世界観と酷似していて、ただ歩くだけでも一歩毎に少しづつ心が洗われていくような感覚を覚えます。

森の奥にある富士山の湧水は汲んで持ち帰ることもできるので、立ち寄った際はぜひ森の散策をしてみていただきたいです。泉は森の奥にあるという設定の妙も、なにかキャンパー(冒険者)の心をくすぐりますね。泉も素晴らしいですが、泉に向かう途中の道中は苔がむした岩や、水草の揺らめく小川があり今にもスライムベスやチョコボが出てきそう雰囲気なのがとても楽しいです。

うまく傾斜を利用した目線の揃わない区画割が嬉しい

この奥の森には湧水があり自由に汲んで飲水として利用できる。珈琲を淹れると普段とは異なる香りが立ち、炊飯をすると白米の甘みが引き立った。ミネラルを多く含んだ岩清水だからこそ成せる業なのだろう。

キャンプ場のおかみさんに頂いた朝採れ地這いキュウリの味は格別
だんだん寂しい匂いに変わってきた森林香

実際のところ9月後半の高度1000mだと、もう殆ど蚊はいないので蚊取り線香は不要なのだが、線香の匂いが好きだから焚く。気も近づいてくると蚊取り線香も森林香もだんだんと寂しげな匂いに変わる。

翌日は雨天の予報のためいつでも撤収できるようなライトな設営を心がけた

撮影をしていて思ったのだが、今回は残念ながら好天とはいえない天気であったが、森の幻想的な表情を見るには、今回のように少しの雨が降っていた方が美しいのではないかと思った。

動画の中では私が森の奥の湧水を汲みに行くシーンがあり雨の小さな波紋がとても美しく撮影できているシーンがあります。スタジオジブリならとなりのトトロ、スクエアエニックスのファイナルファンタジー11ならボヤーダ樹にいるような錯覚を覚えました。

あまりに幻想的であったのと濃い霧がかかっていた故、動画中ではついファイナルファンタジー11の一節を思い浮かべています。是非見てください。

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